吉田ミカ「マリンバ・フェーズ」(Mika Yoshida: Marimba Phase)ついに聴けた!

Marimba Phase(マリンバ・フェイズ) 吉田ミカ
ついに聴きました。マリンバ奏者、吉田ミカさんのアルバム「Marimba Phase」。
このアルバム、廃盤・品切れになっているらしくて、入手困難なんですが、
以前、ミカさんの別のアルバムをブログで採り上げたときに、「これも聴きたい」って書いたら、
なんとミカさんご本人が見てくださって、それで聴くことができたのでした。
本当はしばらく前に入手できていたのですが、あれこれバタバタしていて、ようやく聴きました。
(ブログの更新もホント久しぶりです…。それに今もバタバタしてはいるんですけどね。)
「Marimba Phase」、まだ2回くらい聴いただけなんですけど、これもいいですよ!
ただ、難解な曲の割合が「MITSUE」よりも高いかもしれません。
タイトル曲はスティーブ・ライヒ作曲なんですが、なんとも形容しがたい曲です。
「メロディ」と言うにはちょっと無機質すぎるような音型が揃ったりズレたりして、
演奏が難しそうな、というか、人間業じゃないような音楽です。
ミカさんご自身も「ストイック」とおっしゃってました。
さすがに多重録音なんでしょうかね?それにしてもタイミングを合わせるのが(あるいはずらすのが)難しそう。
同じライヒ作曲でも「MITSUE」に入っていたヴァーモント・カウンターポイントは
メロディに溢れていて分かり易いし、親しみやすかったですけどね。
でも、ミカさんのホームページでBGMにかかっている曲なので、たぶんミカさんのお気に入りなんだと思って、
これだけ何回かリピートしていますが、だんだん気持ちよくなってきたかも。
肝心の曲が手強いので、現時点ではアルバム全体についての評価は差し控えておこうと思いますが、
2曲目(ミカリンバの第2楽章)とか、やっぱり最高です。
この曲、ミカさんのために作曲されてるんですね。スゴイよね。
あとは、一柳慧氏作曲の曲やアリス・ゴメス氏作曲の曲がとても気に入りました。
ミカさん、本当にありがとうございます。
P.S. このブログを書くのに調べたら、なんとミカさん今、日本にいらっしゃるようですね。
9月8日には、熊本の「ぺいあの」でライブだったみたいだし。行き損ねた…。
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