吉田ミカさん、スゴイ!感動です。~MITSUE(ミツエ)

MITSUE(ミツエ) 吉田ミカ
え~~~!これ、スゴイ!!カッコイイ!!!
今、起案しながら聴いていたのだが、これいいです。
吉田ミカさんのデビューアルバムです。
Mika Marimba Gadd Grooveで人生初の生ガッド(Steve Gadd)
以前、書いたこの記事のときに、別のCDを買って、なんとそのオマケでもらったCDです。
ミカさんにサインをいただきましたが、「今日の(Mika Marimba Gadd Groove)とは雰囲気が違うので、気に入ってもらえるか…。」とおっしゃっていましたが、気に入ったどころではありません。感動です。
熊本民謡メドレー(おてもやん~あんたがたどこさ~五木の子守歌~牛深ハイヤ節)は、ホンマに民謡か?という超オシャレなアレンジ。丸山和範さんという方の編曲です。
Dave Samuelsの"Footpath"という曲は、「Ten Degrees North」というアルバムのラストの曲で、実は私、このアルバム持ってまして、聴いたことがありました。でも、なんか地味なアルバムで印象が薄く、実家に置きっぱなし…。
(↓Dave Samuelsならコッチがオススメ。
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と思ったが、廃盤なのかジャケット画像がない…。これはイエロージャケッツのミンツァーをサミュエルズに交換したようなアルバムで、フェランテ、ハスリップ、ケネディの絶好調ぶりが楽しめます。寄り道終わり。)
で、ミカさんの演奏で、こんな曲だったっけ…?
スティーブ・ライヒのヴァーモント・カウンターポイントという曲は最高。ライヒをまともに聴いたのは初めて。「ライヒ」「ミニマル・ミュージック」という単語は知っていましたし、ミニマル美術は知っていたので、何となく想像していたとおりの音楽でしたが、受けた感動はまったく想像を絶していました。ミニマル・ミュージックってもっと機械的なつまらない音楽かと思っていましたが、いや、たしかに表面は機械的なんですが、でもその奥に張りつめた緊張感とかうねりとか、そういう人間的なものを私は感じました。(ザッパのナイト・スクールを聴いたときの感動に似ているかも。)途中でテンポが急に落ちて場面転換するところがあるんですが、えもいわれぬ気持ちよさ。世の中にはこんな音楽もあるのか、と気持ちいいショックです。
ラストの曲もとても良いです。
ミカさんには"Marimba Phase"というアルバムもあるようで、さっそく買おうとしたらどこにも売っていません。ミカさんのサイトには注文フォームがあるのですが、ナント値段が書いておらず怖くて注文できません…。
困ったもんだ。
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