KENSO「SPARTA NAKED」 (スパルタ・ネイキッド)
![]() | SPARTA NAKED (スパルタ・ネイキッド) (2009/08/29) KENSO 商品詳細を見る |
KENSOの旧譜がリマスターされて再発売。
現キーボーディストの光田健一氏が加入前のこのアルバムの収録曲を気に入っており、再発を熱望して、自らリマスターまで手がけたそうです。たしかに名曲連発で、それだけのことはあります。プログレファンのみならずフュージョンファンにお勧めです。(私自身はプログレは好きなものもありますが、ファンというほど詳しくなく、むしろフュージョンファンだと自覚しております。)
KENSOを初めて聴いたのは「KENSO LIVE '92」というアルバムでした。
当時、ドラムマガジンにこの「スパルタ」とか「夢の丘」の記事があって興味を持っていたところ、中古CD屋で未開封のを売っており、たしか1000円で買った記憶があります。これが最高で、打ちのめされました。
実は、同時に「KENSO」(ファースト)「KENSOⅡ」(セカンド)を500円ずつで売っていて、KENSOの実力を知らなかったものだから、なんと見送って買い逃してしまい、後で急いで買いに行ったらもう売れていた、という悲しい思い出も…。ファーストとセカンドはようやく最近入手しました…。
でも、KENSOのひとつの絶頂期は、「スパルタ」「夢の丘」「LIVE '92」でしょうね。
とくに私のようなフュージョンファンにとってはそうでしょう。(リーダーの清水さんは、「フュージョン」を耳障りはいいがほとんどが退屈で軟弱な音楽と捉えておられ、KENSOはロックバンドだ!とお考えのようです。私は、ロックの方が退屈なのが多いと思いますが、「フュージョン」「ロック」の言葉で考えている中身がたぶん清水さんと違っているのでしょう。ワタシ的には、KENSOは最高のフュージョンなんですけどね…。)
この「スパルタ」には「LIVE '92」の収録曲のオリジナル演奏がけっこう含まれています。
スタジオ録音らしく、演奏のまとまりとしてはこっちが上でしょう。
そういえば、ドラムマガジンの付録CDで村石雅行さんがギプスとかを叩いていたのもありましたが、行方不明で、あれは実家のどこにあるんだろうか。
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