特定秘密保護法案を廃案に!~熊本県弁護士会が街頭宣伝
「知る権利侵害」 県弁護士会が街頭で廃案訴え
昨日11月21日、熊本県弁護士会が特定秘密保護法案に反対する街頭宣伝をしました。
お昼休みの時間に緊急に行われ、私は都合がつかず参加できなかったのですが、
かなりの人数の弁護士が参加したようです。報道でもだいぶ取り上げられました。
弁護士の仕事をしていますと、警察など国家権力と対峙する場面も多く、国家権力の強力さ、国家権力が間違ったときの恐ろしさを身にしみて感じることも多いのです。「誰をどのような理由で処罰できるのか」を不明確・曖昧にしたり、行政権任せにしたりするのは、非常に恐ろしいことです。裁判で有罪にされる危険だけではありません。罪を犯した疑いがあれば逮捕されるおそれがあります。逮捕されると、幸いにも最終的に不起訴になったとしても、逮捕に続く勾留も含めて23日間捕まり続けるおそれがあります。弁護士としての経験からして、頑張って不起訴処分を勝ち取ったとしても、捕まり続けたこと自体が重大な不利益ですし、その不当な逮捕・勾留を償わせることは事実上不可能で泣き寝入りになる場合がほとんどすべてです。
すべての市民のみなさんにとって、他人事ではないのです。
表現の自由、報道機関の報道の自由、国民の知る権利にかかわる点も問題です。
北朝鮮の国家体制がなぜ長期にわたって継続しているのか。
国家権力に不都合な事実が隠されて国民が知らされていないからではないでしょうか。
「よらしむべし、しらしむべからず」は古来からの国家権力の支配のテクニックです。
いま忙しくて、舌足らずにしか書けず歯がゆいのですが、緊急の情勢なので投稿します。
特定秘密保護法案は廃案に!
昨日11月21日、熊本県弁護士会が特定秘密保護法案に反対する街頭宣伝をしました。
お昼休みの時間に緊急に行われ、私は都合がつかず参加できなかったのですが、
かなりの人数の弁護士が参加したようです。報道でもだいぶ取り上げられました。
弁護士の仕事をしていますと、警察など国家権力と対峙する場面も多く、国家権力の強力さ、国家権力が間違ったときの恐ろしさを身にしみて感じることも多いのです。「誰をどのような理由で処罰できるのか」を不明確・曖昧にしたり、行政権任せにしたりするのは、非常に恐ろしいことです。裁判で有罪にされる危険だけではありません。罪を犯した疑いがあれば逮捕されるおそれがあります。逮捕されると、幸いにも最終的に不起訴になったとしても、逮捕に続く勾留も含めて23日間捕まり続けるおそれがあります。弁護士としての経験からして、頑張って不起訴処分を勝ち取ったとしても、捕まり続けたこと自体が重大な不利益ですし、その不当な逮捕・勾留を償わせることは事実上不可能で泣き寝入りになる場合がほとんどすべてです。
すべての市民のみなさんにとって、他人事ではないのです。
表現の自由、報道機関の報道の自由、国民の知る権利にかかわる点も問題です。
北朝鮮の国家体制がなぜ長期にわたって継続しているのか。
国家権力に不都合な事実が隠されて国民が知らされていないからではないでしょうか。
「よらしむべし、しらしむべからず」は古来からの国家権力の支配のテクニックです。
いま忙しくて、舌足らずにしか書けず歯がゆいのですが、緊急の情勢なので投稿します。
特定秘密保護法案は廃案に!
スポンサーサイト