コンピュータ将棋(と中の人)がホントおもろかった~第1回将棋電王トーナメントでの「やねうらお」氏
第1回将棋電王トーナメントが11/2~4にありました。
残念ながら生では見られませんでしたが、タイムシフトでざっと見ました。
優勝者の初代(?)電王はおなじみponanza。全勝での見事な完全優勝でした。
2位のツツカナも強さを見せていましたが、ponanzaはツツカナにも2連勝でした。
3日目解説の西尾先生もおっしゃっていましたが、ponanzaはとくに中終盤の腕力が頭一つ抜けていたと感じます。
ご結婚、おめでとうございます。
一番印象に残ったのは、たぶん私と同じという方多いと思うのですが、
見事4位で電気代回収を果たした「やねうら王」と、その中の人の「やねうらお」氏です。
トークのインパクトが強すぎて、興味を持ってググって調べたら、「やねうら王」のアイデア・技術について、ブログでの解説があります。途中からはトーナメントと同時進行でのアップもあって、裏の実況中継・解説的にも読めます。どれもこれもめちゃくちゃ面白いです!
電王戦 --- 将棋電王トーナメント --- やねうら王特設ページ
電王戦 --- 将棋電王トーナメント --- やねうら王特設ページその2
電王戦 --- 将棋電王トーナメント --- やねうら王特設ページその3
電王戦トーナメント本戦 --- やねうら王 特設ページ
電王戦トーナメント本戦 2日目 やねうら王特設ページ
↑ほかにもありますが、一応これらを紹介。
「やねうらお」氏のブログを起点にあれこれリンクをたどると、「やねうらお」氏は有名なスーパーハッカーだと分かりました。将棋にもかなりお詳しいようですし、コンピュータ将棋も、ぱっと出の新人かと思いきや、ずいぶん前から研究・実践を蓄積されてきた方でした。
ひよこ将棋、はじめました。
↑例えば、このページ、私だいぶ以前見たことあったんですが、これも「やねうらお」氏の仕業だったんですね。
FPGAによるコンピューター将棋「スーパー田舎将棋」作ってます!!
「やねうらお」氏は将棋プログラムを将棋専用チップに実装するという手法にもチャレンジされています。bonkrasの伊藤初代電王(?)も以前取り組んでいたという話がありましたよね。汎用ハードと比較しての、専用ハードの有利な点と不利な点、現状での技術的及びコスト的な到達点、を前提にいろいろ考察されていて、非常におもしろい。私は、プログラミング、将棋プログラミング、コンピュータいずれにも「興味のあるド素人」レベルなので、なんとなくしか分かっていないのですが、それでも技術的コスト的制約の中でどうやって効率を上げるかの論理的思考と工夫の様子がものすごく面白い。面白すぎる!
2009.09.05 コンピュータ将棋プログラムをLISPで書く
↑こういうページも発見しました。Richard Stallmanはemacsのためにemacs lispという言語を開発したそうですが似てますね。言語から設計実装するというのは、いかにも「ハッカー」という感じです。私は、emacs lispをちょっといじったことがあるので(emacsを使わなくなって、全部忘れてしまいました)、親しみを持ちました。
yanelispのページは2009年の記事だったことにいま気付きましたが、「やねうら王」はyanelispを採用しているのでしょうか?
bonanzaのソース解説とかは、私の力ではまったく読みこなせませんでした。ざっと見るだけでも、なんとなく面白いのですが。
我は知を探求する者なり!
↑「やねうらお」氏のブログをさまよっていて見つけた連載記事。カッコーの卵を思い出しました。なかなか面白い。「やねうらお」氏はセキュリティ関連の事業もされているとか。
そうそう、「やねうらお」氏は「やねうら王」の実力に疑問符を付ける人がいることを気にされているようです。
私としては、ぜひ将棋倶楽部24に降臨していただきたいです。bonkrasのように自動対局にして、やね裏学習メソッドを使って何千局か経験値を積んだらどうなるのか、見てみたいです。(ルール上、電王戦本番には学習済みの状態では出られないかもしれませんが。)
私も興奮して書きすぎたような…。
コンピュータ開発者のみなさま、おつかれさまでした。
長岡先生、西尾先生もすばらしい解説をありがとうございました。(西尾先生の解説力は知っていましたが、長岡先生の「仕切り力」(?)を初めて知り、あまりの才能に開いた口がふさがりませんでした。)
電王戦出場者のみなさま、おめでとうございます。
ご健闘を期待しております。
残念ながら生では見られませんでしたが、タイムシフトでざっと見ました。
優勝者の初代(?)電王はおなじみponanza。全勝での見事な完全優勝でした。
2位のツツカナも強さを見せていましたが、ponanzaはツツカナにも2連勝でした。
3日目解説の西尾先生もおっしゃっていましたが、ponanzaはとくに中終盤の腕力が頭一つ抜けていたと感じます。
ご結婚、おめでとうございます。
一番印象に残ったのは、たぶん私と同じという方多いと思うのですが、
見事4位で電気代回収を果たした「やねうら王」と、その中の人の「やねうらお」氏です。
トークのインパクトが強すぎて、興味を持ってググって調べたら、「やねうら王」のアイデア・技術について、ブログでの解説があります。途中からはトーナメントと同時進行でのアップもあって、裏の実況中継・解説的にも読めます。どれもこれもめちゃくちゃ面白いです!
電王戦 --- 将棋電王トーナメント --- やねうら王特設ページ
電王戦 --- 将棋電王トーナメント --- やねうら王特設ページその2
電王戦 --- 将棋電王トーナメント --- やねうら王特設ページその3
電王戦トーナメント本戦 --- やねうら王 特設ページ
電王戦トーナメント本戦 2日目 やねうら王特設ページ
↑ほかにもありますが、一応これらを紹介。
「やねうらお」氏のブログを起点にあれこれリンクをたどると、「やねうらお」氏は有名なスーパーハッカーだと分かりました。将棋にもかなりお詳しいようですし、コンピュータ将棋も、ぱっと出の新人かと思いきや、ずいぶん前から研究・実践を蓄積されてきた方でした。
ひよこ将棋、はじめました。
↑例えば、このページ、私だいぶ以前見たことあったんですが、これも「やねうらお」氏の仕業だったんですね。
FPGAによるコンピューター将棋「スーパー田舎将棋」作ってます!!
「やねうらお」氏は将棋プログラムを将棋専用チップに実装するという手法にもチャレンジされています。bonkrasの伊藤初代電王(?)も以前取り組んでいたという話がありましたよね。汎用ハードと比較しての、専用ハードの有利な点と不利な点、現状での技術的及びコスト的な到達点、を前提にいろいろ考察されていて、非常におもしろい。私は、プログラミング、将棋プログラミング、コンピュータいずれにも「興味のあるド素人」レベルなので、なんとなくしか分かっていないのですが、それでも技術的コスト的制約の中でどうやって効率を上げるかの論理的思考と工夫の様子がものすごく面白い。面白すぎる!
2009.09.05 コンピュータ将棋プログラムをLISPで書く
↑こういうページも発見しました。Richard Stallmanはemacsのためにemacs lispという言語を開発したそうですが似てますね。言語から設計実装するというのは、いかにも「ハッカー」という感じです。私は、emacs lispをちょっといじったことがあるので(emacsを使わなくなって、全部忘れてしまいました)、親しみを持ちました。
yanelispのページは2009年の記事だったことにいま気付きましたが、「やねうら王」はyanelispを採用しているのでしょうか?
bonanzaのソース解説とかは、私の力ではまったく読みこなせませんでした。ざっと見るだけでも、なんとなく面白いのですが。
我は知を探求する者なり!
↑「やねうらお」氏のブログをさまよっていて見つけた連載記事。カッコーの卵を思い出しました。なかなか面白い。「やねうらお」氏はセキュリティ関連の事業もされているとか。
そうそう、「やねうらお」氏は「やねうら王」の実力に疑問符を付ける人がいることを気にされているようです。
私としては、ぜひ将棋倶楽部24に降臨していただきたいです。bonkrasのように自動対局にして、やね裏学習メソッドを使って何千局か経験値を積んだらどうなるのか、見てみたいです。(ルール上、電王戦本番には学習済みの状態では出られないかもしれませんが。)
私も興奮して書きすぎたような…。
コンピュータ開発者のみなさま、おつかれさまでした。
長岡先生、西尾先生もすばらしい解説をありがとうございました。(西尾先生の解説力は知っていましたが、長岡先生の「仕切り力」(?)を初めて知り、あまりの才能に開いた口がふさがりませんでした。)
電王戦出場者のみなさま、おめでとうございます。
ご健闘を期待しております。
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