ギタリスト秋山浩徳君
秋山浩徳というギタリストがいる。
私の中学高校時代の同級生である。
秋山君は休み時間にいつもギターを弾いていた、そんな記憶だ。
ライブ・アンダー・ザ・スカイにアル・ディ・メオラとラリー・コリエルが出たころで、
秋山君はチック作曲のスペインのコピーに挑戦していた。
ロック少年がジャズを研究し始めたわけ。
秋山君は勉強そっちのけでギターを弾いていて、
「不良少年」「怖いかも」というイメージを実は私は持っていたが、
私もジャズやフュージョンを聴いていて、
話の分かる友達が欲しくて、勇気を出して(?)話しかけた。
翌年には、ライブ・アンダー・ザ・スカイやマウント・フジで
マイルスやショーター、ハンコック、トニーとかも一緒に見た。
(席は離れていたけど。)
(余談だが、
あのときのDeJohnetteのバンドはすごくいい演奏をしていたのに、
ほとんどの客は聴いていなかった。みんなマイルス目当てだったのか?
マイルスはミュンヘンでのライブ3枚組と同時期で超カッコよかった。
ショーターバンドもすごく良かった。
トリのコルトレーン追悼企画みたいなのはCD化されたが、
むしろショーター・バンドの演奏の方をCD化してほしい。)
秋山君はプロを目指すと言っていた。
私は無責任にも「きっとなれるよ」とか応援していた。
私は楽器ができないので、秋山君がうらやましく、
彼くらい上手かったら当然プロになれると思っていたのだ。
が、高校卒業後ずっと消息を知らなかった。
その後、私は山ほどCDを買うようになり、
世の中にはおそろしいほどの才能の持ち主もいることを知った。
ちょっと上手く弾けるくらいではプロにはなれないのだ。
「秋山はどうしているだろう…」
たまに思い出して心配することもあった。
あるとき、MoonChild がテレビに出ていた。
「ESCAPE」がスマッシュヒットしたころだ。
メンバー名の字幕の中に「秋山浩徳」の文字があった。
「やった!やった!」テレビの前で小躍り。
しかも、私は音楽には相当耳が肥えているつもりだが、
MoonChild は明らかに相当いいバンドだ。
曲がおしゃれ。(作曲は佐々木収氏)
演奏もなかなか。パッと出ではなく、しっかりした実力派バンド。
次の「アネモネ」はもっといい曲で鼻高々だった。
でもドラマの主題歌よりはヒットしなかった…。理不尽だ。
そのうち、MoonChild は解散。
MoonChild の次にテレビで見たのは、
aiko のバックで弾いているところだったと思う。
私は aiko も実は好きなのだ。いい曲を書くと思う。
キリンジのシングルのバックコーラスに aiko が参加していて
それで注目するようになって、
テレビの歌番組をチェックしてみたら
(私は普段、歌番組は見ない。時間のムダだから。)、
「夏服」の1曲目の「飛行機」で秋山君が弾いていた。
(正確には弾いているフリ?)
「こんなところに秋山がいる!(バンド解散しても)
ちゃんとがんばってたのか!良かった!」
でも、「夏服」を買ったら秋山君は弾いていなかった。
(なかなかいいアルバムでしたが…。飛行機もいい曲です。)
その後も、aikoのバックで秋山君を何回か見かけている。
私は、今は歌番組どころか、テレビを持っていないので、
テレビ自体ぜんぜん見なくなってしまったが、
去年の年末は実家で、秋山君が紅白に出ているのを見た。
曲は「KissHug」。
これは名曲だ。他の歌手を圧倒していた。
(ちなみに本当はPerfume目当てでしたが、
Perfumeは残念ながら良さが出ていなかったと思う。
ポリリズムも名曲ですが。)
知り合いがただテレビに出ている、というだけでなく、
いい仕事をしている、というのが鼻が高いところだ。
(とはいえ、うちの母は「KissHug」を「ヘンな曲」と言っていた…。う~む。)
秋山君は今やウィキペディアの項目にもなっています。
秋山浩徳 - Wikipedia
さて、なんで突然、秋山君のことを書く気になったかというと、
なんと最近マイ・ブームの cymbals にも秋山君が参加していたのを発見したから!
cymbals のたぶん一番のヒット曲の「Love Thing」
(残念ながら一番の名曲ではない。でもとてもいい曲ですよ。カラオケもあるみたい。)
でギターを弾いていたのを発見しました。
ジャジーなアレンジでジャジーに弾いています。やるじゃない。
cymbals は最高ですからね。
沖井氏に認められたのだとしたら凄いことです。
自慢したいのだが、でもきっと誰も分かってくれない…。
でも、そんなのかまわず、ここに記しておこう。
秋山浩徳、がんばれ!いい仕事してね!期待してるぞ!
私の中学高校時代の同級生である。
秋山君は休み時間にいつもギターを弾いていた、そんな記憶だ。
ライブ・アンダー・ザ・スカイにアル・ディ・メオラとラリー・コリエルが出たころで、
秋山君はチック作曲のスペインのコピーに挑戦していた。
ロック少年がジャズを研究し始めたわけ。
秋山君は勉強そっちのけでギターを弾いていて、
「不良少年」「怖いかも」というイメージを実は私は持っていたが、
私もジャズやフュージョンを聴いていて、
話の分かる友達が欲しくて、勇気を出して(?)話しかけた。
翌年には、ライブ・アンダー・ザ・スカイやマウント・フジで
マイルスやショーター、ハンコック、トニーとかも一緒に見た。
(席は離れていたけど。)
(余談だが、
あのときのDeJohnetteのバンドはすごくいい演奏をしていたのに、
ほとんどの客は聴いていなかった。みんなマイルス目当てだったのか?
マイルスはミュンヘンでのライブ3枚組と同時期で超カッコよかった。
ショーターバンドもすごく良かった。
トリのコルトレーン追悼企画みたいなのはCD化されたが、
むしろショーター・バンドの演奏の方をCD化してほしい。)
秋山君はプロを目指すと言っていた。
私は無責任にも「きっとなれるよ」とか応援していた。
私は楽器ができないので、秋山君がうらやましく、
彼くらい上手かったら当然プロになれると思っていたのだ。
が、高校卒業後ずっと消息を知らなかった。
その後、私は山ほどCDを買うようになり、
世の中にはおそろしいほどの才能の持ち主もいることを知った。
ちょっと上手く弾けるくらいではプロにはなれないのだ。
「秋山はどうしているだろう…」
たまに思い出して心配することもあった。
あるとき、MoonChild がテレビに出ていた。
「ESCAPE」がスマッシュヒットしたころだ。
メンバー名の字幕の中に「秋山浩徳」の文字があった。
「やった!やった!」テレビの前で小躍り。
しかも、私は音楽には相当耳が肥えているつもりだが、
MoonChild は明らかに相当いいバンドだ。
曲がおしゃれ。(作曲は佐々木収氏)
演奏もなかなか。パッと出ではなく、しっかりした実力派バンド。
次の「アネモネ」はもっといい曲で鼻高々だった。
でもドラマの主題歌よりはヒットしなかった…。理不尽だ。
そのうち、MoonChild は解散。
MoonChild の次にテレビで見たのは、
aiko のバックで弾いているところだったと思う。
私は aiko も実は好きなのだ。いい曲を書くと思う。
キリンジのシングルのバックコーラスに aiko が参加していて
それで注目するようになって、
テレビの歌番組をチェックしてみたら
(私は普段、歌番組は見ない。時間のムダだから。)、
「夏服」の1曲目の「飛行機」で秋山君が弾いていた。
(正確には弾いているフリ?)
「こんなところに秋山がいる!(バンド解散しても)
ちゃんとがんばってたのか!良かった!」
でも、「夏服」を買ったら秋山君は弾いていなかった。
(なかなかいいアルバムでしたが…。飛行機もいい曲です。)
その後も、aikoのバックで秋山君を何回か見かけている。
私は、今は歌番組どころか、テレビを持っていないので、
テレビ自体ぜんぜん見なくなってしまったが、
去年の年末は実家で、秋山君が紅白に出ているのを見た。
曲は「KissHug」。
これは名曲だ。他の歌手を圧倒していた。
(ちなみに本当はPerfume目当てでしたが、
Perfumeは残念ながら良さが出ていなかったと思う。
ポリリズムも名曲ですが。)
知り合いがただテレビに出ている、というだけでなく、
いい仕事をしている、というのが鼻が高いところだ。
(とはいえ、うちの母は「KissHug」を「ヘンな曲」と言っていた…。う~む。)
秋山君は今やウィキペディアの項目にもなっています。
秋山浩徳 - Wikipedia
さて、なんで突然、秋山君のことを書く気になったかというと、
なんと最近マイ・ブームの cymbals にも秋山君が参加していたのを発見したから!
cymbals のたぶん一番のヒット曲の「Love Thing」
(残念ながら一番の名曲ではない。でもとてもいい曲ですよ。カラオケもあるみたい。)
でギターを弾いていたのを発見しました。
ジャジーなアレンジでジャジーに弾いています。やるじゃない。
cymbals は最高ですからね。
沖井氏に認められたのだとしたら凄いことです。
自慢したいのだが、でもきっと誰も分かってくれない…。
でも、そんなのかまわず、ここに記しておこう。
秋山浩徳、がんばれ!いい仕事してね!期待してるぞ!
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