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モーツァルトのディヴェルティメント ニ長調 K.136:フロリアン・ヘイエリック(Florian Heyerick)指揮マンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団(Kurpfälzisches Kammerorchester Mannheim)

モーツァルトの「ディヴェルティメント ニ長調 K.136」。

ネット上の解説だと、
「ディヴェルティメント」という名前は付いているが、管楽器は使っておらず、第1ヴァイオリンの独奏曲という性格の強い弦楽五重奏曲、で、ディヴェルティメントに含めるか否か、あれこれ見解が分かれていたりするようですが…。
そんなことはどうでもいいです。曲がすばらしい。

K.136と若い番号で、モーツァルト16歳の作品だとか。
この曲、第1楽章のオープニングから、「何なんだこの感じ!」というくらい気持ちよすぎます。
有名なメロディだそうですが、私は初めて聴きました。
その後も、転調しつつ、メロディが次から次へと溢れてくる溢れてくる。
転調で短調に移っても晩年のような暗さはなく、最後まで、明るく、軽やかに、自由に空を舞っている感じ。
モーツァルトが才能を爆発させている曲です。

モーツァルトの「メジャー曲」は早く全部聴いてしまわないといけないですね。


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↑どちらも中身は同じ。後から出た方が品切れのようなので…。ブリリアントのモーツァルト大全集の一部です。

音楽雑記帖 - ブリリアントのモーツァルト・エディション(22~24集)
↑このページにも紹介があります。

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クラリネット五重奏曲:カール・ライスター ブリリアント・モーツァルト大全集より

モーツァルトのクラリネット五重奏曲。昨日聴いた。何度聴いてもすばらしい。

クラリネットはカール・ライスター。
ベルリン・フィルの首席奏者を長期にわたって務めた方だそうです。知りませんでした。
カール・ライスター - Wikipedia
楽器は違えど、ゴールウェイやパユと同じ立場の方…超上手いの当たり前ではないですか。
モーツァルトの曲はクラリネットのまろやかな音色が引き立つようなメロディーとアレンジですが、
ライスター氏はバッチリ決めてくれます。さすがスーパースターですね。

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室内楽曲集 ザイフェルト(hr)、コッホ(ob)、ライスター(cl)、ブランディス四重奏団、他(3CD)
↑こっちはHMV。他の有名曲も満載で、マルチバイで1200円弱。

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ブリリアントのモーツァルト大全集(170CD)お役立ちリンク集

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ボチボチ聴いて楽しんでます。ブリリアントのモーツァルト大全集。
交響曲、ピアノ協奏曲、ピアノ・ソナタ、四大オペラ、クラリネットもの、弦楽四重奏・五重奏、声楽…などなど。
デレク・ハンやクララ・ヴュルツは有名ではないですが、とてもいいですよ。

さて、ブリリアントの大全集、170枚組と膨大なのに解説は英語版のCD-Rのみ。
「あの曲どこだっけ?」「この曲、何て曲だっけ?誰の演奏だったっけ?」などと困ることがよくあります。
最初はその度ごとにググって調べてましたが、段々ググるのもおっくうに。調べ物の場所も一定のページに定まってきましたし。

そこで、私的お役立ちリンク集。

HMVのサイトはコチラ            amazonへのリンクは↑
そして、曲目リスト(英文)はコチラ    曲目リストは英文。余計な「試聴音源」コーナー付き。今は試聴できないようです。

ブリリアントのモーツアルト全集の事典的活用のために
続・ブリリアントのモーツアルト全集の事典的活用のために   日本語の曲目リスト~toumeioj3氏の労作に感謝!

ブリリアントクラシックス・モーツァルト大全集の曲目リスト    これも日本語リストですが、残念ながら未完成です。

音楽雑記帖 - モーツァルトについて
↑ブリリアントは170枚組大全集を出す前に、10枚とかそれ以上の枚数組の中ボックスセット(?)を出していた。
大全集はいわばそれら中ボックスを集めて大ボックスにしたようなモノ。
「音楽雑記帖」作成者は、中ボックスのレビュー・感想を書いておられます。ほとんどそのまま大全集のガイド・解説にもなります。
中ボックスを買い続けた方がいらっしゃった結果、大全集ができて、私たちもそれを楽しめるようになったわけです。
感謝です。

海辺で気まま日記 ブリリアント・クラシックスから超激安モーツァルト全集発売
↑ブリリアントというレーベルのことや、大全集の作られた背景などが書かれています。

>追記>> その後、モーツァルトについてはネット上の有益な情報をたくさん発見しました。

モーツァルトの楽曲一覧 - Wikipedia
↑このページから各曲の解説ページに飛べます。

モーツァルトのマイナー作品
↑マイナー作品に関する2chの過去スレッドですが、「何がメジャー作品で何がマイナー作品か」の議論になり、
こんなすばらしいまとめをしてくださった方が。ありがたや。

   >5 名前: 名無しの笛の踊り 投稿日: 02/04/30 15:58 ID:6KDNQsGY
   > どこまではメジャーで、どこからがマイナー作品か、というのは
   > なかなか難しいところだけど、一応の線引きとしては、
   >
   >     交響曲:35番のハフナー以降
   >     管弦楽曲:アイネクライネ、13管、KV.136~138のDIV
   >     ピアノ協奏曲:9、17、20番以降
   >     弦の協奏曲:3~5番、VnとVaの協奏交響曲
   >     管の協奏曲:FlとHrp、Fl、Hrn、Cl
   >     室内楽:P5、Cl5、Fl4、S5の3~5番、ハイドンセット、Vnソナタ28番
   >     器楽曲:ピアノソナタ8、11、15番、キラキラ星変奏曲
   >     歌曲:すみれ
   >     宗教曲:戴冠式ミサ、ハ短調ミサ、レクイエム、エクスルターテ・ユビラーテ
   >     オペラ:後宮、フィガロ、ドン・ジョバンニ、コシ、魔笛

   >
   > と、この辺りまでは有名曲ということでどうでしょうかね? 諸兄
   > これだけで既に50余曲、こっから先はヲタ度によって、当たり前
   > の曲と知らない曲が大きく分かれると思われ.....。

まずはこれらから聴こうと思います。。。

痴々庵の部屋
↑モーツァルト全作品の情報をまとめた表と有名曲の解説。ジャンル別/ケッヘル番号順索引モーツァルト関連人名事典も。

Mozart con grazia ←このページも情報満載。

モーツァルト研究オンライン ←こんな研究をウェブで発表されている方も。ビックリ。

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ブリリアントのモーツァルト大全集で転調三昧。果たしてオペラ開眼なるか?

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バッハに続いて結局ブリリアントの大全集を買ってしまいました。中古で7000円ちょっと。ようやくi-tunesに落とし終えました。

モーツアルトは、小学生の時、親にねだって、交響曲の40番・41番をカセットで買ってもらいました。
40番は第1楽章が有名ですし、アインシュタインは第4楽章について語っていたようですが、ワタシ的には第2楽章がイチ押しです。微妙な転調で色合いがゆったりと美しく妖しく変化していくのがたまらないです。第2楽章だけ聴くことも多いです。

それ以来、常に大好きではあるんですが、クラシックも小難しいのが高級だと気取って聴くようになったり、ロックやフュージョン、ファンクに走ったりして、「モーツァルトのピアノ協奏曲なんて甘ったるくて聴いてらんないよ」と遠ざけていた時期がワタシにもありました。図書館でも近現代の曲ばかり借りてたな…。あと、映画「アマデウス」で「何て下品で軽薄な野郎だ」と思ったり、ファルコって人が「ロック・ミー・アマデウス」というゴミのような歌を出したり(でも大ヒット。なぜ?)…でワタシの中でモーツァルトのイメージが凋落していたかも。もったいないことをした…。
ちなみに、映画「アマデウス」でのモーツァルトの振る舞いは、当時なら別に下品でもなく普通のことだったらしいです。

モーツァルトをあれこれ聴いてみて感じるのは、やっぱり説明抜きに気持ちいいですよね。転調でも、理論的なことは分からないんですが、バッハやそれ以前のバロックとはまた違って新しい感覚がするし、とはいえ、後の時代の人と比べても、例えばベートーベンと比べても、モーツァルトの方がオシャレで粋です。ドビュッシーとかと比べれば、そりゃ古典的ですが、でも才能の輝きはすさまじいです。

ブリリアントの大全集で、ピアノ協奏曲とか室内楽曲とか、たくさんの曲を初めて聴きました。クラリネット関係の有名曲も初めてでした。いい曲がたくさんありました。Ave Verum Corpus, K618なんて、いい曲でビックリしました。無神論者の私は、賛美歌とか敬遠していましたが、純粋に音楽としてすばらしい。

オペラは、あのベルカント唱法と言うのでしょうか、ものすごい声で「ああああああああああ~~~~」と歌いまくるのが仰々しく感じてしまい、私は大の苦手でこれまた敬遠していましたが、モーツァルトのは軽めで抵抗感も少ないです。序曲とか、他の曲も理屈抜きに気持ちよくて楽しいです。ストーリーやセリフが分かるともっと面白いそうですが。

バッハの大全集同様に不具合があって、肝心のAve Verum Corpus, K618の最後の最後で音が途切れてしまいます。私のだけが不良品なのでしょうか?中古なので文句も言えません。7000円で170枚の1枚ですし、Ave Verum Corpusは別にCDを買えばいいかと割り切っています。

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音楽鑑賞(フュージョン、MPB中心に何でも)
詰将棋(フェアリー好き)
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