Arthur Rubinstein "The Chopin Collection [Box Set]"
![]() | The Chopin Collection [Box Set] (1996/07/10) Artur Rubinstein 商品詳細を見る |
11枚組。なのに、今日現在、2904円。買っちゃいました。
で、聴いてみましたが、これは最高ですね。
私は、今ではそんなに熱心にクラシックを聴いていませんが、
小学生のころ、最初にはまった音楽はクラシックでした。
うちは両親が音楽好きではなく、
ステレオはありましたが、ただの置物と化していて、
使っているのをほとんど見たことがない。
私は、モノラルのラジカセでテレビの歌番組を録音したりしていました。
ライン入力とか分からなかったので、
テレビのスピーカーとラジカセの内蔵マイクを引っ付けて録音していました。
そのうち、音楽の授業で聴いた「名曲」がけっこう気に入って、
たぶん親にねだったんだと思いますが、
カセットを買ってもらったのでした。
1本目が、カール・ベーム指揮の「運命」でした。
2本目が、ショパン名曲集。フィリップ・アントルモンのピアノ。
(アントルモンは、そんなに有名じゃないと思いますが、
何度も何度も繰り返して聴いて、刷り込まれているからか、
私は今でも大好きです。CDでも持ってますもんね。)
私は昔からオタク的性質があって、
図書館でクラシックの本を借りてきては、
アレも欲しい、コレも欲しい、と欲望をふくらませていきました。
「名曲名盤100選」みたいな本では、
ショパンの曲は、だいたいルービンシュタインがイチ押しでした。
(今でこそ、「評論家」は信用ならないってことも分かっていますが、
当時は盲信していました。)
アントルモンのカセットが定価2000円でしたが
(ちなみにベームの方は3500円くらいだったと思います)、
ルービンシュタインのCD11枚組は、
エチュード以外の曲はたぶんほとんど網羅されていて、2000円台。
価格破壊ですね。
ネットで調べたら、特に安くなるワケがあって、
リマスターで音の良くなった「オリジナル・ジャケット・コレクション」という商品が出たので、
在庫処理のために安くしているのではないか、とのことです。
昔の録音なので、音は決して良くありません。
でも、クラシックとジャズの違いからかもしれませんが、
チャーリー・パーカーよりははるかに聴きやすいですよ。
演奏は、まだあんまり聴いていませんし、
評価のしようもないのですが、
前に聴いたことのあるフランソワよりはマトモな感じで
私はとてもいいと思います。
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